親権不平等Blog

実子誘拐と共同親権について調べる、考える、書く

共同親権についての報道記事が増えている今だからこそ、言論圧力について考える

共同親権にかかわるニュースが連日、続いている。最近のニュースの一覧は、このブログにまとまっている。

note.com

日本国内で発生している実子誘拐(拉致・連れ去り)の被害。これは否定できない事実だ。国際問題になっている。日本人がそのことを知らないのは、報道の数が少ないからである。その報道が少ない理由のひとつが、共同親権について記事を発表すると、どこからか、圧力がやってきて、記事がつぶされる,という言論圧力だ。

だからこそ、マスメディアには,単独親権制度のなかで被害が続いている、実子誘拐(拉致・連れ去り)の現実について報道し続けてほしいと思っている。

「共同親権研究会」という市民活動をしている人間として、マスメディアの報道の姿勢を応援している。

しかし、である。

いまも、日本のどこかで、共同親権に反対する人が、言論圧力をくわえるために、マスメディア企業にたいして、メール、電話、根回しなどをしていると想像している。

共同親権の報道記事にたいする言論圧力については、このブログで紹介した。

ishiimasa.hateblo.jp

 

フリーランスの記者の生活を破壊するだけの、言論圧力を加えてくるのである。かなり組織的な動きのようだ。
共同親権研究会の活動をはじめて、もうすぐ1年。いまのところ、共同親権研究会に対して、そんな活動をやめろ、という圧力はきていないが、くるのは時間の問題だろう、と思う。
想像するだけで楽しい。
私は、共同親権の報道記事に対して言論圧力をする人が、どういう人なのか、とても興味があるからだ。

先日、永田町で、共同親権についてシンポジウムがあった。参加者の一人として、素朴な質問をパネリストの弁護士にぶつけた。「だれが共同親権につよく反対しているのか?」。

 

youtu.be

名前こそ、出なかったけれども、共同親権にたいして強い反対の意志をもった政治家や弁護士がいることは分かった。その周囲に、共同親権に関する言論に対して抗議をするという形で圧力をくわえている人たちがいることも確認できた。これは表現の自由を侵害する行為なので、すぐに止めべきだと思う。

共同親権にかんするさまざまな勉強会や集会に参加すると、「あの人が、言論弾圧している」という噂を耳にする。裏が取れているわけではないので、「えー、そうなんですか?」と私は相づちをうつだけだった。
これからは、「その抗議をしているのは誰ですか?」 ときちんと確認しなければならない、と思っている。

それでも、これだけたくさんの共同親権関連記事が続くと、言論圧力を加えてくる人たちも忙しいだろうな、と想像する。
この圧力に対峙する、メディア企業の人たちもたいへんである。
年末で忙しいときに、「あの記事は偏向しているから、訂正しろ、削除しろ。なぜ別の立場の当事者のコメントをとらない。私はDV被害者だから実名で情報を提供できるわけがないだろう、匿名を条件で説明する」、というようなややこしい問い合わせがくるのだから。(あくまで想像だけど)

そういう重要なやりとりは、公開してやってほしい。

そこで、共同親権研究会(川崎)としては、共同親権について報道記事を書いて、言論圧力を受けた経験を共有する、そういうメディア関係者のあつまりを企画していきたいと考えている。(適切な時期に、企画します。)

圧力をかけてきた人の情報をもちよって分析して非公開の議論をしたい。

もし極めて重大な誹謗中傷や、表現の自由の侵害が確認できたら、
共同親権にたいする表現の自由の侵害事件として、SNSなどを通じて多くの人に知らせることになるかもしれない。

言論圧力を加えている人たちの参加も歓迎する。オープンな議論をすることで、共同親権に対する理解を深めていきたいたからだ。そのかわり実名顔だしで参加して欲しい。

私は、単独親権制度は有害無益だと考えているが、単独親権をまもりたいという人との議論は必要だと考えている。